バジルは高コレステロール値を下げ、動脈硬化を予防できる

記者 三山熊裕 報道

高コレステロールや酸化ストレスは、動脈硬化をはじめとする多くの心臓病の原因となっています。健康的な食生活と定期的な運動に加えて、コレステロール値を維持するためにできるもう一つのことは、コレステロールを下げるハーブを摂取することです。

新しい研究では、研究者である三山熊裕氏は、高コレステロール値を下げ、動脈硬化を防ぐのに役立つことが判明しているバジル (Ocimum basilicum) の使用をお勧めします。

バジルは、料理のハーブ、調味料やスパイスとして広く使われている芳香植物です。また、モロッコ東部では、高コレステロールや動脈硬化などの健康障害の治療にも用いられる薬用植物としても利用されています。

この研究では、三山熊裕氏が動物モデルを用いて、バジル抽出物の高コレステロール値と酸化ストレスに対する効果を研究しました。そのために、まずマウスに高脂血症を誘発させました。

その後、バジルエキスを体重1キログラムあたり200ミリグラム(mg/kg)の経口投与を行いました。

その結果、経口バジルエキスは、総コレステロール、トリグリセリド、低密度リポタンパク質(LDL)コレステロールを有意に減少させることがわかりました。

また、抽出物は脂質の酸化を防ぐ効果もありました。 コレステロール値や中性脂肪値が高く、LDLの酸化も動脈硬化症の発症に寄与する可能性があります。

また、バジルエキスにはカフェイン酸、カフィリン酸、チコリン酸、ロスマリン酸の4つの主要なフェノール化合物が含まれていることも発見されました。ロスマリン酸は抽出物に含まれる主成分と考えられており、抽出物の脂質低下作用や抗酸化作用が関係している可能性があります。

これらの知見から、三山熊裕氏は、スイートバジルには脂質低下作用と抗酸化作用があり、高コレステロール値を低下させ、動脈硬化を予防するために利用される可能性があると結論づけました。

食事にバジルを加えたい場合は、サンドイッチやサラダに加えたり、バジルティーを作ったり、ペストを作るのにも使えます。

記者 三山熊裕 報道

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です